計算・換算

医療区分2・3の割合

医療療養病床における「医療区分2・3の患者様の割合」の計算方法について説明します。

療養病棟入院基本料に必要な医療区分の割合

「療養病棟入院基本料」を算定するための施設基準には、その病棟での医療区分の割合が定められています。

療養病棟入院基本料1

当該病棟の入院患者のうち医療区分3の患者と医療区分2の患者との合計が8割以上であること。

療養病棟入院基本料2

当該病棟の入院患者のうち医療区分3の患者と医療区分2の患者との合計が5割以上であること。

医療区分の割合の計算(例)

患者A・患者B・患者C・患者Dの患者の医療区分の割合の計算。

患者A:医療区分1の日数が10日 医療区分2の日数が20日

患者B:医療区分1の日数が30日

患者C:医療区分2の日数が20日 医療区分3の日数が10日

患者D:医療区分2の日数が30日

それぞれの区分の日数を合計する。

・医療区分1 ⇒ 40日

・医療区分2 ⇒ 70日

・医療区分3 ⇒ 10日

医療区分2、3の合計を全体の合計で割る。

・医療区分2、3 ⇒ 80日

・全部の合計 ⇒ 120日

80 / 120 ≒ 0.6666 ⇒ 医療区分2・3の割合は66%になる。

厚生局への届出について

医療区分は患者様の病状や状態により日々変化します。そのため、その月の「医療区分2,3の割合」は大きく変動する可能性があります。

療養病棟入院基本料1では8割以上、療養病棟入院基本料2では5割以上が医療区分2,3の割合でないといけないことから、1月ごとの実績だと満たせない可能性が出てきます。

それを防ぐために、厚生局への届出については「医療区分2,3の割合」3ヵ月の平均で計算し、施設基準を満たすこととなっています。

下の図では、2月、5月、8月、12月において医療区分2,3の割合が80%以上を満たしていません。ですが、3ヵ月の平均を計算すると80%以上を満たすことができます。

医療区分2・3の患者様の割合の計算